時々聞かれること

この仕事になってから時々聞かれることがあります。

「どうして獣医になったのですか?」
という質問です。

そしてその後に続く言葉は

「やっぱり動物が好きだからですか？」
「おうちが獣医だからですか？」
「いつぐらいからなりたいと思いました?」
「どうやったら獣医になれますか？」

です。

すべて明確に答えるのは難しいですが、
簡単に答えてみましょう。

動物は好きです。
おうちは獣医ではないです
小学生のときから決めていました。
一生懸命勉強してください。

でも、この答えが一緒だからといって獣医師になることはお勧めできません。

もっと詳しく知りたい方がいたら書いてもいいのですが、今のところはここまでで。

自分が思っていること

獣医師として思うことがいくつかありますが、
そのひとつが手術です。

これは私個人の考えですが、

よく簡単な手術ですとか聞くことがあるのですが
局所麻酔ならともかく、

全身麻酔をかける地点で、簡単な手術というのは無いと思います。
例え手術時間が短くても。

あくまでも、私個人の考えです。

ですので、うちの病院では簡単な手術はありません。

説明時に、飼い主さんはびっくりするかもしれません。
きちんと説明しますが。

どんな手術でも、同じ緊張感、責任、技術をもって接するようにしています。
より高度な技術が必要な場合、自分が自信持てるまで2次病院を紹介しています。

開院してまだ1年たちませんが、いままでこのような気持ちだったので
今後もこの気持ちはかわりません。