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最後まで [病院関係]

昨日の朝、病院が始まる少し前に連絡が、
長年通院していた患者さんの様態が変化したとの事。

この患者さんは犬年齢で20歳、人で言えば100歳近い。
この1年ずーっと、通院していました。

休みなく。

犬もがんばったけど、飼い主さんの熱意には頭が下がるばかり。

結局は、老衰に近い形でした。

飼い主さんに見守られながら、呼吸が緩やかになり、心臓も徐々に止まっていきました。

病院内で数時間、飼い主さんと共にあの仔を見送りました。
最後は苦しむこともなく、眠る様でした。

この仔はあの家に飼われて、本当に幸せだったでしょう。

飼い主さんも、いつか訪れる日が来るのはわかっていて覚悟を決めた1年だったはず。
でも、あまりにこの1年が穏やかに流れていたから、これがずっと続くとも考えてしまうのかも。
私は、そう考えてしまいました。

今日の朝、あの仔の為の治療準備から始まる1日がなくなったとき、
あらためて、あの仔がいなくなったと実感しました。



ヘイタ

もう、嫌いな注射はしないよ、ゆっくり休んでください。
飼い主さんはとっても幸せな20年だったって。

きっと、きみも幸せな20年だっただろ。

私も、君に合えたことでいろいろ学んだよ。
ほんとうにありがとう。

お休み。

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